以前の記事(浮遊する猫の毛をどうしよう…空気清浄機? 脱臭機?)でも書きましたが、飼い主としてまだまだビギナーながら、猫を飼っています。
飼い始めてまず直面したのが猫の食べ物をどうするか、ということでした。
●食べさせてはいけないもの
まずは食べさせてはいけないものについて調べてみました。
ネットの情報は玉石混淆ですが、獣医師や動物病院のサイトの記述をもとに絶対に食べさせてはいけない食べ物を挙げると以下のようになりました。
○ネギ属(玉ねぎ、長ねぎ、わけぎ、にら、ニンニク、エシャロット、らっきょう等など)
○魚介類関係(条件付きでOKなものもあり)
○チョコレート・ココア類
○コーヒー・お茶(カフェイン)
○アルコール
ネギの類がダメ、というのは何となく聞いていましたし、チョコやカフェインやアルコールも想像がついたのですが、基本的に魚介類がダメ、というのは初めて知りましたし驚きました。
考えてみたら、もともと猫の起源はヤマネコにある(リビアヤマネコ - Wikipedia)ようですし、それが海のものを食べるのは、地理的におかしいですね。“猫=魚好き”という考えが流布しているのは、「お魚くわえたドラ猫」という歌詞で始まる『サザエさん』の主題歌に大きな責任がある、という意見を散見しましたが本当でしょうか(確かに自分もあの歌で覚えた気がしますけれど)。
上に挙げたものも含め、さらに調べていくと、猫が食べてはいけないものにはいくつかの系統があるように思いました。
成分的にダメ
上に挙げた殆どがこれで、致命的になるものが多い印象です。猫という種類の動物に毒になる成分が含まれているということです。
栄養学的にダメ
成分的なものと似ていますが、例えば人間よりも塩分は少な目でいいとか、硬度の高いミネラルウォーターだと結石ができやすいとか、そういうものです。長期的に摂取し続けることで体の不調に繋がるものと言えそうです。
物理的にダメ
単純に食べ物の形状についてのことです。鋭すぎる骨などを与えると口の中や食道を傷つけることがあるとのことです。
「チョコはダメ」「川魚はダメ」などと1つ1つ押さえていくよりは、「○○という成分はダメ」「○○の摂り過ぎはダメ」という風に覚えていくのがいいんじゃないかと思います。
●ドライフードは万能か
実は飼い始めの時点で、猫の飼い方を教えて下さった近所の方から「餌はドライフードが一番いい」と言われていました。
本当にそれでいいか、気になったので上の事項などを調べたというわけなのですが、現時点での結論としては、確かにドライフードが一番いいように思います。栄養素的にも猫に合わせてありますし、口腔内のケアとしてはドライタイプが推奨されるという話も頷けます。
幸い、我が家の猫はドライフードを美味しそうに食べてくれるので問題はないのですが(やはり汁気のある食べ物を好む猫も多いようです)、ただドライフードにも色々な種類があって、その辺りは選んでいかないといけないと感じています。
現状、我が家では以下の3つをなんとなくローテーションして食べてもらっています。
どれもそこそこ値は張りますが、成分的なことを考えると仕方ないですね…。
このうちカナガンは、残り2つに比べるとかなり臭いが強いので、人間の方が少し困るかもしれません。
猫の方も、フンが臭くなるので動揺しているようにも見えました。
栄養的には問題ないと思うのですが、(あくまでイメージの問題ながら)人工的なモノだけで暮らしていくというのは云い知れぬ不安感が漂います。この件は継続的に調べていこうと思います。
猫の食事について考えてみました。また発見などあれば記事にします。
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