お酒も好きですが甘いものも好きで、折々の甘味を楽しんでいます。もちろん、ケーキも守備範囲内で、しばしば食べるのですが、お店のケーキ専門でいいのかなという気もしていました。というのは、お店のケーキの成分は明らかにされていないことが多いからです。イチゴやクリームが使われている、というレベルではもちろん解りますが、産地などの情報は分からないことが殆どかと思います。
そういう心配もあったし、何より楽しそうということもあり、今年のクリスマスは自分でケーキを作ってみようと思い立った次第です。とはいえ、いきなりスポンジから作るのも大変そうだったので、そこは妥協し、スポンジは市販品を用いて、デコレーションだけ自分で行うという“半手作り”で、まずはやってみました。これなら手間は半分以下になるでしょう。
●生クリームを用意する
スポンジは市販品を使いますので、生クリームを作るのがメインの仕事となります。
量販店に行くと「クリーム」「ホイップ」「フレッシュ」など色々と似た感じのものがありますが、「クリーム」とは「生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」とされています(厚生労働省:乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)。それ以外は添加物が入っていたり、植物性の脂肪を混ぜたりしているようで、先日、某ヘルスメーターの会社のTwitterで物議をかもした「生クリームは食べるプラスチック」という発言は、乳脂肪に植物性脂肪や添加物を混ぜて作られるコンパウンドクリームのことだ、という説もあるようですね。
そういう事情もありますので、購入の際には成分表示を確かめて、自分の意図に沿ったものを選ぶ必要がありそうです。
量販店に行くと「クリーム」「ホイップ」「フレッシュ」など色々と似た感じのものがありますが、「クリーム」とは「生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」とされています(厚生労働省:乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)。それ以外は添加物が入っていたり、植物性の脂肪を混ぜたりしているようで、先日、某ヘルスメーターの会社のTwitterで物議をかもした「生クリームは食べるプラスチック」という発言は、乳脂肪に植物性脂肪や添加物を混ぜて作られるコンパウンドクリームのことだ、という説もあるようですね。
そういう事情もありますので、購入の際には成分表示を確かめて、自分の意図に沿ったものを選ぶ必要がありそうです。
ボウルに生クリームをあけ、泡立て器でホイップします。大切なのは冷たさのようで、ボウルを二重にし、外側のボウルには氷水を入れています。
クリーム内の茶色の粉状のものは、今うちで使っているフィリピンで作られた褐色の砂糖(マスコバド糖)です。真っ白いクリームにはならないかな、と思いましたが、混ぜてみたらそれほど目立ちませんでした。
かなりの重労働です。どうやら乳脂肪分が低いと、泡立てるのに時間がかかるようです。
妻と交代で15分ほど泡立てて、ようやくデコレーションに使えそうな状態になりました。ここからはお楽しみの工程ですね。
ちなみに、スポンジケーキは市販品の5号くらい(いちおう、成分は見て混ぜ物少な目のもの)を使っています。
●デコレーションはお好みで
あとは好きにクリームやフルーツを乗せていけばいいのですが、初めてでもあるので今回は王道のイチゴを乗せることに。スポンジが二層なのでまずは中間層にクリーム、カットしたイチゴ、クリームの順で載せていきます。
イチゴは、量販店で買った福岡県産「あまおう」を使いましたが、これが今回の材料費で最も高額だったかと思います。
でも、こういう感じで材料について一点豪華主義でいけるのも手作りならではでしょうかね…。ちなみに5号で、あまりイチゴがゴロゴロしないケーキを目指しますと中間層に入れるイチゴは4~5個で十分かと思います(事前にカットしていたイチゴをだいぶ余らせてしまいました)。
上の層のスポンジを重ね、最上部にもクリームを乗せていきます。このクリーム塗りにはパレットナイフとかケーキナイフというものがあると便利ですが、無ければ普通のナイフでもなんとかなります。
上部に多めにクリームを乗せ、それが溢れ出るイメージで側面にも塗っていくと、いい感じです。側面を塗る際は、ケーキの方を回しながらやるのが定石のようです。これも、回転台と呼ばれる道具を使うのがセオリーのようですが、お皿を回すだけでも割とできます。ただ、大きいケーキの場合や、後の工程のデコレーションなどでは、やはり本格的な道具が欲しくなりますね。。
側面塗りまで終わったら、あとは絞り袋に入れたクリームとイチゴでデコレーションします。絞り袋と口金は、先述のクリームに付属していましたので、イージーにそれを使用しました。
ちょっとだけホイップが足らなかったようでクリームが緩い印象を受けましたが、何とかケーキらしくなってきたかな。
イチゴは中間部を切り離して間にクリームを盛りました。
某所の忘年会でのデザートを参考にさせて頂いたのですが、目を付けてあげるとサンタさんっぽくなるのです。目にはチョコスプレーを使いましたが、小さなチョコチップとか、黒ごまなんかでもいいかもしれません。
チョコスプレーとセットで買ったアラザンも散らして、雪っぽい演出も加えました。
●なかなかの出来栄え(自画自賛)、反省点など
チョコスプレーとセットで買ったアラザンも散らして、雪っぽい演出も加えました。
●なかなかの出来栄え(自画自賛)、反省点など
味はなかなか良かったのが何よりなのですが、時間や材料費的にはどうでしょうか。
時間:60分程度
材料費:スポンジケーキ350円、生クリーム350円、イチゴ(あまおう)1,000円…計1,700円
市販のスポンジケーキを使用したので、時間的にはかなり短く済みました。生クリームの扱いに習熟すれば、もっと短くなると思います。
材料費は「あまおう」がかなり押し上げていますが、お店で5号のケーキを買うよりは安いんじゃないでしょうか。値段の経緯も分かっていますので、納得できます。イチゴを変更すれば、より安く上げるのも容易でしょう。
以上、市販のスポンジケーキを使って楽をしつつ、デコレーションだけ自前で作ってサンタさんケーキを“半手作り”してみました。またケーキを作ったら、記事にしたいと思います。
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